2013年09月04日
障害と障がいについて。
小さな記事でしたが・・・気になって。。。
鹿児島県は身体障害者対象の鹿児島県職員採用の選考試験を行うことを発表しました。
知事部局または教育委員会の一般事務4人。
警察事務1人を採用予定。
1次試験は11月10日に鹿児島市である。
受け付けは9月20日~10月9日
(インターネットは10月8日まで)。
条件は身体障害者手帳(1~6級)交付を受け
1983年4月2日~96年4月1日に生まれた者。
自力で通勤、介護者なしで職務遂行できる者。
とあります。。。
そこで・・・
県の人事委員会事務局に数点、問い合わせたところ・・・
平成11年度から実施していて
実際の受験者数は・・・
昨年度が26名、一昨年度が28名とのこと。
「毎年3名ほどの採用枠なので
今年度の5名は多いほうです!」
との回答をもらいました。
是非とも続けて頂きたいのも当然ですが
更に門戸を拡げての採用を望んでおります。
ここで使われている身体障害者の障害という部分。
現在、私も発達障がい児童について
微力ですが活動している関係で
「ショウガイ」の使われ方が
それぞれの立場で違うことに戸惑いを感じています。
それでは鹿児島市は、この件に対してどのように受け止めているか!
そこで・・・
健康福祉局・障害福祉課と教育委員会に伺ってみました。
市としては厚生労働省・文部科学省に準じて
「ガイ」を漢字で表記しているとのこと。
他の中核市でひらがな表記している市は
熊本市や盛岡市など約半分という現状です。
基準が明確でないことから、各市の判断といったところです。
子を持つ親の立場や任意の団体からすると
害という文字に抵抗感を持たれていることは充分に理解できますし
行政の立場からすると変更する協議に至っていないということになります。
実際 ガイをひらがなに変えている中核市も多くあるという現実。
「ひらがなに変えてはならない」ということではない!と受け止めて。
「ひらがなに変える必要はない!」という市民の方のお声も受け止めて。
ただ 現実に傷付いている方(子供たちも含め)が多くいらっしゃるということも しっかり受け止めて。
また一つ取り組むべき案件のきっかけになった記事でありました。
Posted by さとう高広 at 15:35│Comments(0)